小児矯正|那珂川こじま歯科・小児矯正歯科医院|那珂川市の歯医者

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小児矯正

小児矯正|那珂川こじま歯科・小児矯正歯科医院|那珂川市の歯医者

小児矯正とは

矯正器具を持ち笑顔のこども

小児矯正とは、成長期のお子様に対して行う矯正治療です。
骨の成長が活発な時期に、あごのバランスや歯並びを整えることで、将来の本格的な矯正を軽減したり、抜歯を回避したりすることができます。
「歯並びがガタガタしている」「受け口や出っ歯が気になる」「口呼吸をしている」など、気になる症状がある場合は、早めの相談が大切です。
当院では、お子様の成長に合わせた無理のない矯正治療を提供しています。

小児矯正の目的

小児矯正の目的は、単に見た目を整えることだけではありません。
健やかな発育を促し、将来のトラブルを予防することにあります。

  • あごの成長バランスを整える
  • 正しい噛み合わせを育てる
  • 永久歯がきれいに並ぶスペースを確保する
  • 将来の抜歯リスクや大がかりな矯正を減らす
  • 発音・咀嚼・呼吸機能を整える
  • コンプレックスの解消と自信の育成

小児矯正の治療時期

小児矯正は、大きく分けて「第一期治療(乳歯列期~混合歯列期)」と「第二期治療(永久歯列期)」に分かれます。

第一期治療(目安:5~10歳頃)

乳歯や混合歯列の時期に、あごの骨のバランスや噛み合わせを整える治療です。
この時期に正しい成長をサポートすることで、永久歯がきれいに生えそろうスペースが確保され、後の矯正がスムーズになります。

第二期治療(目安:11歳以降)

永久歯が生えそろってから行う、本格的な歯の移動を目的とした矯正治療です。
ワイヤー矯正やマウスピース矯正などが適用されます。

当院の小児矯正の特徴

当院では、お子様の年齢・成長発育・症状に応じて、適切な治療法をご提案しています。
治療に対する不安を和らげ、楽しみながら取り組めるような環境づくりにも力を入れています。

主な小児矯正装置

プレオルソ(筋機能矯正装置)

プレオルソ

プレオルソ

プレオルソとは、やわらかい素材でできたマウスピース型の矯正装置です。
主に5歳〜10歳くらいのこどもを対象に、歯並びだけでなく口腔周囲筋(舌・唇・頬など)のバランスを整えることで、自然な歯列や噛み合わせの誘導を目指します。

プレオルソの特長

  • 取り外し可能なソフトタイプのマウスピース
  • 口呼吸から鼻呼吸へと導く
  • 発音や嚥下(飲み込み)の癖を改善
  • 日中1時間+就寝中の装着でOK
  • 痛みが少なく、お子様も続けやすい

プレオルソで対応できる症状

  • 出っ歯(上顎前突)
  • 受け口(反対咬合)
  • 開咬(上下の前歯が閉じない)
  • 歯列の凸凹(叢生)
  • 口呼吸・舌癖

「成長の力」を利用するため、早めの治療が効果的です。

拡大床(顎を広げる装置)

拡大床

拡大床

拡大床(かくだいしょう)とは、あごの幅が狭く、永久歯が並ぶスペースが足りない場合に使用する取り外し式の装置です。
ネジを少しずつ回して装置を拡げ、上あごや下あごの骨の幅を少しずつ広げることで、歯が正しく並ぶためのスペースを確保します。

拡大床の特長

  • 成長を利用して自然な骨の拡大が可能
  • 痛みが少ない
  • 取り外し可能で、食事や歯磨きも快適
  • 永久歯を抜かずに矯正できる可能性が高まる

拡大床が適している症状

  • 歯が並ぶスペースが足りない
  • あごの横幅が狭い
  • 永久歯が変な方向から生えてきそう
  • 正中(上下の歯の中心)がずれている

拡大床は、混合歯列期(6~10歳頃)に効果が出やすく、後の本格矯正を簡単にするためにも重要なステップです。

小児矯正の流れ

1

初診相談

気になる症状やお悩みを丁寧に伺います。
お子様の歯の状態や顔貌、咬み合わせを確認し、矯正が必要かどうかを判断します。

2

精密検査・診断

レントゲン撮影、口腔内写真、歯型採取などを行い、詳しく分析します。
成長段階や噛み合わせの癖などを総合的に評価し、治療計画を立てます。

3

治療開始

装置の種類や装着時間の説明を行い、ご納得いただいてから治療を始めます。
定期的に調整を行いながら、経過を確認していきます。

4

経過観察・フォローアップ

治療の進行状況に応じて装置の変更や取り外しを行い、永久歯列完成までしっかりとサポートします。

小児矯正でよくある質問

いつから矯正を始めたらいいですか?

明確な症状がある場合は、5〜6歳ごろからの早期治療が効果的です。まずはお気軽にご相談ください。

こどもが嫌がるのですが、大丈夫でしょうか?

プレオルソや拡大床は取り外し可能で痛みも少なく、お子様の負担が少ない装置です。遊び感覚で続けやすい工夫もしています。

抜歯しないといけませんか?

成長期に拡大床などでスペースを確保することで、将来の抜歯矯正を回避できる可能性があります。

矯正装置は学校でもつける必要がありますか?

プレオルソは基本的に家の中での装着(夜間+日中1時間)なので、学校生活に支障はありません。拡大床は症状により日中の使用もありますが、取り外しが可能です。

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